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はじめに

 「世界冬の都市市長会」は、“冬は資源であり、財産である”というスローガンのもと、世界の冬の都市が集まり、冬の技術や経験を学びあうためのネットワークです。1981年に札幌市が提唱し、翌年に第1回の市長会議を開催したのが始まりです。2004年に名称を「北方都市市長会」から「世界冬の都市市長会」に変更しました。
 これまでの会議では、都市計画、冬の都市交通、除排雪、リサイクル、冬の観光資源開発などについて市長同士がそれぞれの都市の知恵と経験を共有し、まちづくりのアイディアや厳しい気象条件を克服する手立てを学んできました。現在、9カ国22都市が会員として参加しています。なお、世界冬の都市市長会の会長は、設立当初から札幌市長が務め、札幌市国際部に事務局が置かれています。

第1回札幌会議(1982年)

世界冬の都市市長会の意義

国際社会の一員

 近年、地球環境問題に代表されるように、世界の国や地域が協力して解決しなければならない課題が増えています。このような課題を解決するためには、国や国際機関だけではなく、地方自治体も『国際社会の一員』としてお互いに協力して課題に取り組んでいかなければなりません。

 “冬の都市”もその役割と責任を果たすために、積雪寒冷という環境の中で培ってきた技術やまちづくりのノウハウに関する情報提供を行うなど、同じような課題を抱える会員都市に対して支援、協力を行っていく一方で、先駆的な会員都市から学んだ知恵や経験をまちづくりに活かすなど、『国際社会の一員』としてお互いに協力していきます。

 

まちづくり

 海外都市との交流の成果は、様々な形でそれぞれの都市の『まちづくり』に反映されていますが、それは、必ずしも短期間に数値で表れるものだけではなく、長年の交流の成果が市民生活の向上に役立っているのです。

 “冬の都市”が時間をかけてお互いに交流を行い、それぞれの都市の『まちづくり』にとって重要な有形、無形の財産を築いていきます。

 

 

主な活動

市長会議

世界冬の都市市長会の主要事業であり、2年に1度開催されます。

 これまで19回の会議が開催されており、都市計画、環境、自然災害、除排雪などについて、市長同士が先駆都市と知恵や経験を共有し、“まちづくり”へのヒントや厳しい気象条件を克服する手立てを学んできました。

 市長会議は、市長自らが各都市の取組事例を紹介し、市長同士が膝を交えて率直な意見交換を行う格好の機会となっています。

 

第17回WWCAM市長会議(札幌)集合写真

 

 このほか、冬の見本市冬の都市フォーラム実務者会議小委員会の活動も行われています。

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